夏の間に授業を見直してみるⅠ

前のエントリで少し書きましたが、教育実習生が私の授業をベースに授業してくれたおかげで、色々な私自身の授業改善のヒントをもらえました。

現在の高校一年生の授業は、英語Ⅰの教科書であるGeniusⅠの内容を、基本的にはプリントを中心に進めています。このGeniusが、使用した事のある方はご存じと思いますが、課によっては新出単語が多かったり、内容が難しかったりと少なくともうちの生徒に対しては何の工夫もなしに進めようとすると中から下の生徒は置いてけぼりを食らってしまう事が懸念されたのと、自分が考えた順番やタスクをやらせたかったので、この形を採用しました。

こちらはある課の実際のプリントです。

Taro-Les 5

このプリントに入る前に、課の大まかな内容を絵や写真を使ってオーラルイントロを行います。この時はなるべく課の重要な表現を使用して、理解が難しそうであれば簡単に言い換えたり、適宜日本語を使用しています(個人的には、日本語も適切に使用した方が生徒の理解は進むと考えています)。そのオーラルイントロ中に簡単な内容に関する質問を板書し、その答えを今度今から入る課の音声を聞いてもらって答えさせました。これが、結構難易度の調整が難しくて、教科書を見て答えたり、全く見当も付かなくて途方に暮れたりしたので、ここは選択肢を用意したプリントを作るなど、改善が必要に思います。

それが終わるとプリントに移るのですが、新出単語にあまり時間は掛けたくないので、意味は選択式にしました。その前に文中のどこにあるのかを探させることでザッと本文に目を通す回数を増やしています。このスピードが結構個人差があるので時間で区切ってしまいます。発音は一度や二度こちらの音声をリピートさせて程度でとどめていましたが、その程度では当然発音が身に付くはずもないので、ここもやり方に改善が必要と考えています。

そしていよいよ本文を使ったタスクですが、ここは埼大の靜先生のReading in Actionで紹介していたタスクをそのまま流用してみました。TFをやらせて、Tだったら文中のどの部分が説明しているのかをアンダーライン、Fだったら質問の答えをTにするように書き換えさせます。その下のChunk Phrasesは日本語に該当する熟語などを文中から探して抜き出させます。このChunkをそのまま授業冒頭の小テストに使ったりします。これは結構私のお気に入りで、熟語などの定着には一役買っている気がします。

他のタスクにも言える事なのですが、この一連のタスクをやらせるとかなり実力によって時間差ができてしまいます。今までは中の上ぐらいが多少余裕を持って終わるぐらいに時間を設定していたのですが、上の生徒は持て余すし、逆に中~下の子はちょっと雑になりがちでした。なので、次学期からは上位向けの練習問題かタスクを作らないといけないと思っているのですが…まだ具体的には思いついていません。

このプリントの後にもっと具体的な内容や構文の説明が必要なところは別のフレーズ訳してあるプリントなどを使って入れて、音読などの定着練習に入っていくという形で行っています。が、そこの話の考察は次回書いていきたいと思います。

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