門田修平先生(関西学院大)講演会

自分がM2だった2009年から、東京学芸大に関西学院大学の門田先生をお招きして、修士の学生たちが先生の著書や発表に関する質問をぶつけるという会が去年の12月5日開かれました。元々は学大の博士で当時非常勤だったU倉先生の取り計らいで開催されるようになりました。

ここで門田先生の詳細な紹介をすることは避けますが、簡単に言えば認知言語分野、特に最近ではシャドウイングの効果についてを中心に研究や著作の発表をされています。
会の形式としては修士の学生が門田先生に質問をぶつけ、そこから派生的に議論をしていくという形をとっていました。
以下話題ごとに段落を。私自身のメモの様な意味合いが強いので、出席していない方が読んでもチンプンカンプンかもしれません…あと質問はうろ覚えのところもあるのでちょっと違う可能性も多いにあります 汗)

・「論文などの資料整理はどうやってしていますか?」 >論文、様々な研修の資料や自分の著書をPDFにして、以前どこかで聞いたことあるキーワードや研究が出てきた時にそのワードを検索で情報にアクセス出きるようにしている。また、自分で論文を書く際は、あまり先行研究の論文を読まないようにしている。時間がかかって、書き進むことが出来なくなるため。

・「Computer Based English Lexical Processing Test(CELPテスト)は、どういうテストですか?」 >テストのベースは横川(2003)親密度テストである本テストと語彙サイズテストとでは相関が低かった。(反応時間×正反応)

・気になったキーワードや研究など
発話プロトコル = 質的研究法の一つとして考慮されても良い手法である。その代わり、意図するデータを取得できる可能性は高くないので、大量の捨てデータが出てくることが多い。
内的リハーサル = 記憶にまわしやすいリハーサルというのがある。2秒以上再生にかかる文やフレーズなどは記憶に転送しにくい。(Baddley)
心理言語学的コンピテンシー = この能力を育成するためにも、ボトムアップシャドウイングを行うことを推奨している。比較的簡単な英文を使う必要がある。高一の生徒には中二、中三の文を。既知のテキストを使うのも表現の定着という目的には良いが、これでは心理言語学的コンピテンシーを伸ばすには不十分。

あとトリビア的知識で「マガーク効果」

久しぶりにアカデミックな話題に触れることができて刺激になったかな。全然予習をしてなかったので発言が出来なかったのが反省点ですかね…

<SLA研究入門 門田修平著>

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